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税理士試験

税理士試験ミニ税法は本当に楽なのか?

更新日:

Taxes今年の税理士試験も終了し解答速報もで切りましたね。

そうなると次の話題は来年どの科目を選択するかですね。

そこで一番気になるのがミニ税法

ボリュームが少なければ勉強も楽だし受かりやすいのでは?

そんな受験生を惑わすミニ税法を徹底分析をしてみました!

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そもそもミニ税法とは?

ミニ税法とはボリュームが少ない税法科目のことで一般的に以下の6つの科目があげられます。

No. 科目 勉強時間
消費税 300時間
酒税 150時間
事業税 200時間
住民税 200時間
固定資産税 250時間
国税徴収法 150時間

参考:

No. 科目 勉強時間
簿記論 450時間
財務諸表論 450時間
法人税 600時間
10 所得税 600時間
11 相続税 450時間

 
出典:TACHP

ボリュームが多いと言われる法人税や所得税と比べると必要な勉強時間は半分以下です。

それゆえにボリュームが少ないミニ税法と言われています。

ちなみに、この勉強時間で合格できる人はまずいないのであくまでボリュームの目安程度に。。。

目安を3倍〜5倍した時間が本当に必要な勉強時間です。

私のように暗記が苦手な方は、さらに勉強時間の割り増しが必要なので、ミニという可愛い名前は合わないといつも思っていますが。。。

ミニ税法は他の科目とのセットで勉強時間短縮

ミニ税法のうち、事業税と住民税は他のミニ税法とちょっと違います。

事業税は法人税と、住民税は所得税と学習範囲がかぶります。

なんせ、事業税なら法人税をベースにした税法ですし、住民税なら所得税。

そのため、法人税を勉強してからであれば事業税は簡単に感じられます。

住民税も同じでしょう。

勉強時間はかなり短縮可能です。暗記が、得意な方なら300時間で合格できる方もいるかも。。。

逆に言うと法人税をやらずに事業税を選択するのは無謀。住民税もしかり。

専門学校の授業も一応法人税、所得税を勉強していない方向けの説明を行うものの、さらりと触る程度なので全く知らない方だと恐らくちんぷんかんぷんでしょう。

ミニ税法の受験者数と合格者数

ボリュームが少ないことはわかったので、次は合格しやすいのかどうかです。

税理士試験
出典:国税庁HP

合格率はどれもだいたい12%くらい。。。

ミニ税法だからといって合格率は高くないので、「ミニ税法=合格しやすい」はなさそうです。

むしろ、受験者数が1,000人満たない科目では合格者が100人を切っています。

イメージですが、1,000人の合格者に入るよりも、100人の合格者に入るほうが難しい気が・・・

ミニ税法と実務の関係

ミニ税法の最大の悩みどころがここです。

やっぱり実務に直結しないと!と思うのが普通です。

勝手な採点ですが実務との関係度合いを5点満点でつけてみました。

①消費税 5点
②酒税 0点
③事業税 2点
④住民税 0点
⑤固定資産税 1点
⑥国税徴収法 2点

勝手に採点しておきながらなんですが、正直消費税以外直結しないというのが事実です。

実務を優先するならミニ税法は消費税だけにして、相続税、法人税、所得税から選ぶのが正解です。

でもね、実務と直結というけど、あえていばらの道に進む必要はないのかなと。。。

長くなりそうなので、詳しくは後日また別の記事で書きます。

完璧が求められるミニ税法

ミニ税法の特徴の一つに合格確実ラインの高さにあります。

80点、90点という年はざらにあります。

何を意味するかと言うと、一つのケアレスミスで1年を棒に振る可能性があるということです。

また、暗記も完璧が求められます。

今年は事業税を受験したのですが、問題に目を通した瞬間、全くひねりのない問題で満点勝負を覚悟しました。

理論暗記が一字一句でない自分はその時点で負けていましたが。。。

ある意味とても恐ろしい世界です。

科目ごとの特徴

消費税

説明不要の人気税法ですね。

実務にも直結し、ボリュームも少ない。

会計事務所に就職するなら勉強しておかないと不利になるくらいの重要な科目です。

正直消費税を選ばずして何を選ぶのか!

と言い切ってもいいくらいのです。

計算と理論のバランスもちょうど半分。

ただ、ここ数年は税制改正がかなり入っているため、専門学校に通わずして受かろうとしている方からするとしんどい科目になっているのが残念。

消費税の詳しい記事はこちら:消費税は計算勝負?

酒税

これほどまでに実務・知識にまったく役に立たない科目があるだろうかと思うくらいの科目。

だけど個人的には嫌いじゃない科目。

初めて税理士試験に挑戦したとき、TACの宣伝に乗せられて4月から勉強をスタートしてわずか3ヶ月ちょっとの勉強期間でAランクが出てしまうくらいボリュームが少ない科目。

(受かってないあたりがなんとも情けないですが。。。)

その後は、就職のことも考えて辞めてしまいました。

実務ではまったく役に立ちません。生活の役にも立ちません。

ちなみに計算重視の科目です。理論の題数も非常に少ないです。

だけど消費税の改正が目白押しな今なら、あえての選択もありでは!?

税理士の資格は取ってしまえばどんな科目で合格したかは関係ないです。。。

事業税

法人税の子供のような科目。

そのため、法人税をやった後だとすんなり勉強できるのでオススメ。

ただし、理論重視で書く量もとんでもない量を求められるため、理論が嫌い・速記が嫌いな人はオススメできない科目です。

大規模法人がクライアントであれば実務でもかなり役に立ちます。

それに、案外事業税をわかって仕事している人は少ないので重宝されます。

事業税の詳しい記事はこちら:税理士試験の事業税という選択は正しい選択か?

住民税

もっとも受験者の少ない科目。

事業税と同じく所得税の子供のような科目。

計算と理論は半分くらい。

実務でも役に立たないので、所得税を取った方が勉強時間の負担軽減を狙って選ぶ科目でしょうかね。

固定資産税

地味に人気の科目。

理論本を見るとわかるのですが、理論に難しい用語が少ないため、覚えやすそう。。。

さらには理論の題数も少ないです。

逆に言うと、試験では完璧が求められます。

本番でケアレスミスをしない、強靭な心を持った方にオススメの科目です。

実務でも資産税に強くなりたいのであれば使える科目です。

国税徴収法

100%理論の科目。

理論が得意な方であれば一番のオススメ。

実務でも知っておくと税務調査の時に役に立ちます。

その代わり理論は一字一句完璧に覚え、試験に臨むことを求められます。

まとめ

ミニ税法なんて可愛い名前ですが、可愛いのは名前だけ。

試験の難易度、合格のしやすさは他のボリュームが多い科目と比べても変わらない。

だけど勉強の負担が少ないのは事実。

そんなわけで、こんな時に選択するのがオススメです。

働きながらの勉強

働きながらの勉強で一番怖いのが消化不良で本試験を待たずしての途中リタイア。

ミニ税法の場合、かなり短い時間で本試験レベルまで持っていくことができます。

そのため、働きながらでもそれなりに答練で結果を残すことができるため、モチベーションを保ち続けることができます。

複数科目の同時受験

法人税や所得税の最難関科目との同時受験や簿記、財表との同時受験の時に。

意気込んでボリュームの多い科目を並べると全てが総崩れになります。

それを防止するためにも。

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